【インプラントのデメリット】ブリッジ/入れ歯治療選択の決め手！？

【インプラントのデメリット】入れ歯・ブリッジと比較すると！？

インプラントは審美性の高さや寿命の長さ、そして咀嚼力・噛み心地の高さなど…メリットの多い治療法ではありますが、やはりデメリットもあります。
長所ばかりでなく、短所も確認した上で治療法を選択する必要があるでしょう。

デメリット①インプラントは費用が高い

インプラントは保険が適用になりませんから、費用が高額になってしまいます。値段の高さから、インプラント治療を断念する人も少なくないでしょう。

費用面だけでみると、他の治療法に魅力を感じるかもしれませんが、見た目の良さ・よく噛める・他の歯に悪影響を及ぼさない・顎の骨が痩せないなどインプラントのメリットも含め、総合的に考慮して治療法を選択する必要があるでしょう。

デメリット②インプラントは外科手術が必要になります。

「手術」と聞くと、やはり怖い気がするかもしれません。特に、全身疾患をお持ちの方は、手術は不安かと思います。

しかし、インプラント手術を実際に受けた人は、恐怖感も不安もなく、「あっという間に終わった」という人も多いです。
全ての歯医者で行っているわけではありませんが、局所麻酔と静脈内鎮静法の併用により、全身麻酔と似た効果が得られ、手術中の負担は軽減されています。手術がネックになってインプラント治療を躊躇している方も多いと思いますが、静脈内鎮静法を用いている歯科医院ならば、不安も解消できると思います。

デメリット③治療期間が長くなる

上の表からも、インプラントは他の治療法よりも治療期間が長くかかることがわかると思います。
上記は最短の目安ですから、さらに治療期間が長くなるケースも多く、長くかかるケースでは8か月程度かかることもあります。

インプラントの治療期間が長くなってしまうのは、歯槽骨とインプラントが結合するまでに時間がかかってしまうからです。
しかし、インプラント治療が終了するまで、歯がない状態が続くのではなく、入れ歯などを使用することができますからご安心ください。

デメリット④メンテナンスが必要になる

インプラントは、治療後のメンテナンスは絶対条件です。メンテナンスを継続しなければ、トラブルの原因となってしまいますし、何かあった場合に保証を受けられなくなってしまいます。
口の中の状態によって違いますが、メンテナンスは数か月に1度のペースなので、それほど負担にはならないかと思います。

また、入れ歯は洗浄などの手入れが必要になります。ブリッジも入れ歯も、長く使っていくためには、定期的な検診が望ましいです。

デメリット⑤適応しないケースもある

インプラントを埋入するのに十分な骨がない場合、以前はインプラント治療が適応しませんでしたが、現在では骨移植を行うことによって、インプラント治療が可能になっています。
また、糖尿病がある場合には、十分な血糖コントロールが必要になります。（インプラント治療ができないケースも中にはあります。）

しかし、高血圧などの全身疾患のある人など、かつては不適応となっていた方でも、近年は徹底した全身管理のもと、インプラント治療を受けられるようになっています。
広島の当院では、麻酔医が全身管理を担当しておりますので、希望する患者様の大半がインプラント治療を受けています。不適応となってしまったケースは、当院では1～2例のみです。

以前は不適応となっていたケースも、今では治療が可能となっていますから、「自分はできない」と思っている方も、一度歯科医院で相談してみると良いかもしれません。

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